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大阪大学の偏差値まとめ!受験合格のための対策と難易度を解説

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このブログを読む人は大阪大学の受験を考えている人や、憧れを持っている人かなと思います。

そこで、このブログでは、大阪大学はどんな大学なのか、各学部の偏差値はどうなっているのか、大阪大学に合格するためにどんな対策をしたらいいかを書いています。

是非参考にして、日々の勉強のモチベーションにしてください。

まずは大阪大学の特徴について見ていきましょう。大阪大学は1931年に設立された国立の大学です。旧帝大のひとつに数えられる日本でも屈指の難関校になります。

この記事の監修者

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」教務チーム。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
本ブログでは、累計1000人以上を指導してきた中で見つけた受験ノウハウや成績アップ術を今日から活用できる形で分かりやすくお届けします。

内田悠斗(うっちー)

内田悠斗(うっちー)

東大毎日塾 代表

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」を運営。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。
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大阪大学の概要 

大阪大学の強みについて見ていきましょう。

大阪大学はなんといっても教育内容がいいという声が非常に集まります。同じような理由で学習環境がいいというのもあります。

旧帝大の中でも、東京大学、京都大学に次ぐ3番目のポジションを獲得していることもあり、優秀な生徒や優秀な教授が集まります。

恵まれた環境から、生み出される研究はやはり、素晴らしいものが多いです。

そういった実績から、大阪大学を選ぶ生徒も多いでしょう。

立地についても非常にいいと言えます。

大阪の一番の繁華街である梅田駅から電車で約15分の場所にあり、非常に便利です。

この15分間は乗り換える必要もないので非常に楽です。

さらに大阪大学は日本の国立大学で唯一の外国語学部があるというのが最大の強みになるでしょう。

もともと別であった、大阪外国語大学を吸収し、今の大阪大学外国語学部が出来上がりました。

外国語学部のおかげもあり、100ヵ国をこえる海外の留学生を受け入れています。

留学生と触れ合う機会も多いことから、よりグローバルな視点でものを見れるようになるでしょう。

大阪大学では教養、デザイン力、国際性の3つ教育目標を掲げていて、留学生が多いことから、国際性を学びやすく、自由で個性的なイマジネーションにより横断的なネットワークを構成する力を授業を受けることで学んでいけるでしょう。

学部偏差値
文学部65.0
人間学部65.0
外国語学部57.5~62.5
法学部65.0
経済学部65.0
理学部60.0~62.5
医学部57,5~70.0
歯学部60.0
薬学部62.5
工学部60.0~62.5
基礎工学部62.5~65.0
東大毎日塾<br>うっちー

東大毎日塾
うっちー

留学生と触れ合う機会も多く、グローバルな視点でものを見られるようになるのはとても良いですね!

大阪大学の受験難易度は高い?

大阪大学の受験難易度についてです。

ほとんどの学部で偏差値60を超える必要があり、非常に難関と言えます。

日本大学ランキングでも常に3位をキープしています。

また、一般的にも東京大学と京都大学に次ぐ日本で3番目の難関校と言えます。

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非常に難関校ではありますが、傾向と対策をしっかりと行っていき、得点を挙げていけるようにしましょう!

大阪大学合格に向けてやるべきこと

共通テストの対策から行う

大阪大学に合格するために必要な共通テストの点数から考えてみましょう。

大阪大学ではほとんどの学部で共通テストのボーダー得点が8割前後となっています。

医学科のみ9割になります。

文系学部では共通テストと二次試験の配点比率がだいたい1:2〜1:1程度に対し、理系学部では1:3〜1:2前後となっています。

このことことから、文系学部の方が共通テスト対策を早くから始める必要があると言えるでしょう。

対して、理系学部では共通テストは夏の段階で最低でも7割前後のめどを付けて勉強し、12月ごろから、共通テスト対策をすることで8割を超える点数を狙っていく必要があると言えるでしょう。

過去問を重点的に解く

大阪大学に合格するためには過去問を解くこともかなり重要です。

過去問を約10年分、解くといいでしょう。

過去問を解く前に知っておきたい、各科目の傾向を抑えていきましょう。

英語

大問1に英文和訳問題が共通問題として出題されます。

その他、大問2の長文問題の中でも出題されます。

英文そのものの難易度が高いので、下線部だけでなく文全体を読み、意味の理解に努めなければ見当はずれな解答をしてしまう可能性があります

難解な単語が出ることも多く、普段から、分からない単語でも推測して意味をしっかり合わせにいく練習をしておきましょう。

次に選択問題についてです。

内容一致問題、類語問題、空所補充問題などが出題されますが、全てが毎年出題されるわけではありません。

長文を正確に読むことができれば内容一致問題は難しくありませんが、類語問題は長文の文脈をくみ取って解答しなければ間違えるような問題が多いため、前後をしっかりと読んだうえで解答するようにしましょう。

普段から記号問題を記号問題として解くのではなく、記述問題であれば自分ならどのように書くのかを考えてから選択すると、時短にもなりますし、記述力も上がっていきます

それでも絞れなかった時に、消去法をやってみるといいでしょう。

長文問題の中で内容説明問題が出題されます。

年度によって、字数指定がある場合もあり、また「〇〇の内容を明らかにしたうえで説明しなさい。」などといった指定がされている場合もあります。

他大学の過去問を解き、解答の箇所を正確に特定する練習と解答をまとめ上げる答案作成力を養いましょう。

阪大の自由英作文は、毎年様々な問題形式をとるので、一概にこういった問題が出題すると言うことは難しいです。

付け焼刃な実力ではなく、どのような設問が問われても正確に英語で表現することができるようにしておくことが重要です。

例年、自分の意見を書く形式の問題が出題されるので、論理的で分かりやすい意見を述べ、小論文で活用する力も必要とされます。

自由英作で本当に大事なのは自分の意見を伝えることでは無く、正しく英語で書くということになります。

自分の意見とは違ってもいいので、論理的に正しく、また、正しい英語を書いていく癖を付けていきましょう

外国語学部を除き、最後の大問では和文英訳問題が出題されます。

京都大学ほどではないものの、英訳しにくい問題が多い傾向があります。

構文や単語の知識は言うまでもなく、場合によっては一旦英訳しやすい日本語に言い換えるという、いわゆる和文和訳をしなければなりません。

この和文和訳の難しい所はどこまで元の日本語からずらしていいのかというところです。どこまでズラすのかについては模試の直しや添削をしてもらいながら学びましょう。

これらを踏まえてやってほしい参考書についてです。

単語帳はシスタンまたは鉄壁、長文であればやっておきたい長文シリーズ、英文解釈ではポレポレ、英作文では必携英作文またはドラゴンイングリッシュをおススメします。

文系 数学

まずは文系の数学について見ていきます。

大阪大学の文系数学は、標準レベルの問題が多いので、基礎を固めて過去問対策をしていれば満点も狙えます。

ただ、幅広い分野が出題されるので、苦手分野は作らないようにしておく必要があります。

大問数が3つと少なく、苦手分野を放置していると大問を一つ丸々落としてしまう可能性もあります。

教科書の内容・基本的な問題集は完全に理解しておくことが求められます

年度によって難易度が変動するのが特徴で、難易度が低い年は多くの問題が基本問題で構成されていたりします。

その分取りこぼしは許されず、基本的な内容はマスターし、ミスをしないことが求められます。

基本問題でのミスが命取りになる可能性があり、基本事項の徹底は必須です。

合格するためには、共通試験で最低でも8割は必要。基本事項は徹底して身につけましょう。

その中でも頻出なのが「ベクトル」「微分法」「積分法」になります。この3つは個人的にですが、文系の生徒が苦手としている人が多い分野だと感じています。

計算量が非常に多く、面倒くさいことが多いです。だからこそ、差が付きやすいとも言えるでしょう。

周りの受験生と差を付けるために、この3分野をより重点的にマスターしておきましょう。

必要な勉強はとにかく青チャートもしくは、Focus Goldといった網羅系の参考書を完璧にしてどのような問題が来ても対応できるようにしておきましょう。

理系 数学

試験時間は150分で大問5題出題され、出題範囲は数学I・数学A・数学II・数学B(ベクトル・数列)・数学III。計算量が多く、高度な計算力が必要とされます。

出題の中心は微分・積分(数Ⅲ)で、空間図形も頻出。5問中2〜3問は数Ⅲからの出題です。

基本的な内容についての深い理解を要する問題が多くみられます。また大阪大学の理系数学の特徴と言えるのは、数Ⅲの内容を含んだ、分野を横断した融合問題が多いこと。

”この単元は出ない”というものは無いと考えた方がいいでしょう

高度な問題把握力と、さまざまな角度から解法を考える思考力が必要とされます。

基礎を徹底的に身につけたうえで、応用力を高めるための訓練が必要です。

文系のように満点に近い高得点で勝負するのではなく、取れる点数はしっかりと取り切って6〜7割を目指していきましょう。

難しい問題も多いことから、まずは青チャートFocus Goldはどの問題でも解けるようにしておきましょう。

その上で、1A2Bであれば、スタンダード数学、3Cであれば、オリジナルスタンダードまで取り組みましょう。

医学科であれば、やさしい理系数学まで取り組めるといいでしょう。

国語

現代文は、大問一題が評論、もう一題が小説となっています。

評論文は論旨が明確でオーソドックスな問題文が題材となることが多いですが、単に本文から抜き出してまとめるのではなく、自分の言葉で的確に説明することが求められます

また記述量が多いため、スピードも求められます。

小説に関しては評論以上の難易度であることが多く、高い読解力と記述力が求められます。

文学的な素養・小説や文学に対する慣れが求められており、事前の準備が必須です。

現代文の対策としては普段から記述を書いて練習しておくことです。

共通テストの演習をする際にも、消去法で選ぶのではなく、記述を書いて、それに近い選択肢を選ぶということをすることで共通テストの正答率自体も上がりますし、記述力も上がるのでぜひやってみましょう。

とにかく過去問を何年も解くといいでしょう。

また東京大学や京都大学といったほかの大学の過去問に取り組むとより良いでしょう。

古文は、口語訳や語意、内容説明が中心です。また、和歌に関連する設問が頻出なので、準備が必要になります。

和歌が出るということは古文常識になる掛詞や枕詞をしっかりと抑えておきましょう。

古文の勉強は、ゴロゴを使うといいでしょう。ゴロゴには古文単語から、古文常識といったところまで載っているのでぜひ使ってみましょう。

漢文は基本事項の出題が多く、高校漢文の学習をきちんとしておけば問題ないといえます。

出典は多岐にわたりますが、文章の長さ・内容とも標準的なものなので、準備をしておけば問題ないレベルです

漢文即答法を使って、句形を確実に抑えておくといいでしょう。

理科

まずは物理についてです。

物理は典型問題がそのまま出されるようなことは基本的にはありません。

必ずと言っていいぐらいに問題にひねりを入れてきます。日頃から、問題に先入観を持たずに問題文をきっちり読んで取り組んでいきましょう。

問題のレベルが高いこともあり、良問の風と名門の森まできっちり抑えておくといいでしょう

化学

例年大問4題が出題され、出題範囲は化学基礎・化学です。

理論化学と有機化合物からの出題が多く見られ、無機化学からの出題がないこともあります。

出題されるとしても複合・融合問題として出されることが多いです。

複数の単元からの融合問題も多く、基本を理解した上での応用力が問われます。

出題形式は基本的に空所補充・小問形式となっていて、選択式の問題はほとんどありません。

小問は、20から100字程度の論述や反応式を書かせる問題、実験装置やグラフの図示をさせるなどの問題が多く、解答だけでなく計算の途中過程を記述されるものも出題されます。

論述は、マス目による字数制限や解答欄の枠内で答える形式があり、要点を簡潔にまとめる力が必要です。

知識を覚えているだけ、公式を当てはめるだけで通用する問題はなく、思考力・応用力が問われる問題ばかりです

教科書の理解をした上で、演習に数多く取り組み応用力を培う必要があります。

1科目あたり75分とすると、大問一つ15〜16分で解き、残り時間を見直しに当てる必要があります。

ただ、高いレベルの読解力・考察力が要求されるうえに、論述問題や計算の過程を記述させる問題もあり、時間的な余裕はほとんどないと思っていいでしょう。

大阪大学レベルの問題に対応するためには、重要問題集をきっちり抑えておくといいでしょう。

余裕がある受験生や医学部を狙うのであれば新演習まで取り組むとよいでしょう。

次に生物です。大問4〜5問に対して、試験時間は75分間相当。

記述式問題の多くは行数または制限字数制(年度によって異なる)。

1問につき1行〜11行、合計で40行〜45行程度、または、1問につき10字〜250字、合計で750字〜1200字程度。

問題文も長文かつ難しいので、合格答案の作成にはかなりの時間と手間がかかり、時間的余裕は全くありません。

理科2科目間での時間配分のミスは致命的になります。

2科目をトータルで見渡した上で確実に得点できる問題を優先的に解答していきましょう。

高得点を狙うためには標準問題を落とすことはできません

標準問題レベルを満点取れるようにして取り組んでいくといいでしょう。

社会

まずは世界史についてです。

大阪大学の二次試験において世界史を受験をするのは、文学部と外国語学部で世界史を選択した人だけです。

記号の問題や用語の記述問題は少なく、大半が論述問題です(数十字の短いものも含む)。

1問の指定文字数はもっとも長いもので300字、短いものでは40字、多くは100〜200字に集中しています。

字数の合計は700〜900字ですが、年度によって異なります。

また、他大学のように「○○字以内」ではなく、大阪大学では「○○字程度」という条件となっています。

出題範囲は7世紀以降が多くなっています。様々な地域から出ているため特定の分野だけを頑張るという勉強法では通用しません。

複数の地域にまたがる問題が3割以上出ているので、それぞれの地域のネットワークについても抑えておくといいでしょう。

まずは、一問一答を使って知識を付けながら、教科書や資料集を読み込んで世界の全体の流れを読み解けるようになりましょう

日本史

大阪大学二次試験の地理歴史は文学部・外国語学部のみの出題で、数学か地歴科目(世界史B、日本史B、地理B)のいずれかを選択することができます。

※外国語学部では数学か世界史Bのいずれかそのうち大阪大学の日本史は、時間は90分、例年大問4題が出題され、全問論述問題となっています。

論述は各問題200字程度で、全体で800字程度となっています。

基本的に「原始・古代史」「中世史」「近世史」「近現代史」から1題ずつ出題されるため、日本史全体にわたる理解が必要です。

時代・分野とも偏りなく出題される傾向があり、どの時代・分野が出題されても大丈夫なように、満遍なく学習をしておくことが求められます。

内容は教科書の範囲内の標準的なものが大半です。

共通試験の日本史Bで必要とされる知識を正確に記述・論述できるようにすることを目指しましょう。

ただ、合格できるだけの文章を論述するためには、用語の暗記だけでは太刀打ちできません。

教科書の内容を正確に理解したうえで、論旨の整った文章を書けるように練習が必要です。大阪大学の過去問だけでなく、類似した論述問題が出題される京大の過去問にも取り組みましょう。

またできる限り他者に添削をしてもらうことをおすすめします

学校の先生などに添削を依頼するようにしましょう。

次に地理についてです。出題内容は、大問ごとに大きなテーマが一つ取り上げられ、その事象・背景や問題点などについて深く掘り下げて論述させる問題が多く出題されます。

150〜200字の論述に対応するためには、さまざまな地理の事象についての豊富な知識と、知識を組み合わせて適切な文章を論述する文章力が求められます。

出題分野は偏りがないように配慮されており、系統地理分野と世界地誌分野 ※から毎年異なった分野が出題されます。

基本的に教科書の範囲内から出題されますが、とくに都市や人口の問題では時事的な内容を含み、知識がなくて何も答えられないという事態もあり得ます。

新聞その他での社会的な記事を読む・資料集を読み込むなどの対策が必要です。

内容はオーソドックスですが暗記だけでは対応できないので、しっかりと暗記の裏付けを毎回することを心がけましょう。

東大毎日塾<br>うっちー

東大毎日塾
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各科目の対策をしっかりとしていきましょう!

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大阪大学受験のために東大毎日塾でできること

ここまで読んでくださった方たちは、大阪大学には多くの学部と難易度の高い試験があることがわかったと思います。

しかしながら一口に対策するといっても、「どの教科から?」「どんな教材を使って?」「早めにっていつまで?」と思う方が多いと思います。

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まず第一にやるべきことは、『目標を決めて計画を立てること』です。

どんなに頭が良い人でも、ただがむしゃらに勉強するだけでは試験で合格を勝ち取ることはできません。

科目別対策の部分でも書いたように、大阪大学の試験はそもそも特殊なので、それにあった対策をしなくては点数がうまく取れないからです。

そのため、まずどの科類を受けるのか、受験科目は何か、各科目、各大問でどのくらいの点を取るか、などを最初に考える必要があります。

そしてそれを達成するための勉強スケジュールを全科目分作るのも忘れてはいけません。

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まとめ

大阪大学は非常に難易度が高く、合格は難しいですが、難関大学に合格してきた先輩に質問をたくさんして、アドバイスをもらい、合格を勝ち取っていきましょう。

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