
学校に地学の授業がない。どの参考書で、いつまでに何をやれば共通テストに間に合う?

東大毎日塾
代表 内田
この記事では、地学基礎と地学の参考書ルートを、どの本を「いつまでに」「どこまで」やるかまでまとめました!
▼地学基礎・地学の参考書ルート全体像
共通テストだけはSTEP2まで、二次で使う人はSTEP3まで
論述が出る大学
東大・
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地学基礎・地学参考書ルートの選定基準
地学は授業がない高校が多く、質問できる先生がいないまま独学で進める人が多い科目です。
そこで、解説を読めば自分で理解できる本を選び、問題集は、個人でも解答・解説付きで手に入るものにしました。
地学基礎と地学、受けるほうを選んでください!
地学基礎の参考書ルート
地学基礎は、授業がなくても講義本で間に合う科目です。
共通テストの問題は教科書の基本から出るので、講義本1冊で理解し、共通テスト形式の問題集と過去問で問われ方に慣れれば仕上がります。
始める本は、今の状態で決めます。
| 今の状態 | 始める本 |
|---|---|
| 授業がない・これから習う | きめる!共通テスト地学基礎を最初の章から |
| 授業で一通り習った | きめる!共通テスト地学基礎の「過去問にチャレンジ」から解き、解けない章だけ本文を読む |
| 共通テストの過去問1年分で35点(7割)以上取れる | 短期攻略 地学基礎(間違えた分野だけきめる!を読む) |
講義本:きめる!共通テスト地学基礎
先生と生徒の会話で進む講義形式の本で、オールカラーの図や写真が多いので、地層や天気図、天体のような、文章だけでは想像しにくいものもイメージしながら読めます。
章ごとに「過去問にチャレンジ」があり、読んだ内容が共通テストでどう問われるかを、その場で確かめられます。
1つの章を読んだら、その章の「過去問にチャレンジ」を解いてから次の章に進んでください。
学校で地学基礎の教科書を持っている人も、講義本はきめる!を使い、教科書は分からない用語を調べるときに使ってください。
きめる!とはじめからていねいに・面白いほど、講義本はどれ?
きめる!共通テスト地学基礎で進めてください。
3冊とも地学基礎を一から説明する本で、どれも分かりやすいという評判がありますが、2冊以上を使い比べた人からは、図や写真の多さと見やすさから、きめる!を挙げる声が多くありました。
はじめからていねいにや面白いほどをもう持っていて、読み進められているなら、買い替えずにそのまま使ってOKです。
役割は同じなので、きめる!を買い足して2冊読む必要はありません。
共通テスト形式の問題集:短期攻略 大学入学共通テスト 地学基礎
共通テストは、図やグラフを読み取って知識と結びつける問題が多いので、こうした問題には、分野ごとにまとめて解いて慣れておきます。
短期攻略は、センター試験の過去問と新しく作った問題を、分野別に63問集めた問題集です。
解説は基本事項まで戻って説明していて、文章を選ぶ問題では誤りの選択肢がなぜ誤りかも書いてあるので、間違えた理由を先生に聞かずに確かめられます。
きめる!を1周したら分野ごとに解き、間違えた問題はきめる!の該当ページに戻って確かめて、飛ばした問題を除いて、8割が解けるまで解き直してください。
過去問:共通テスト過去問研究 物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎
共通テストでは地学基礎ともう1つの基礎科目を60分で解くので、理科の基礎4科目が1冊に入った教学社のこの過去問集なら、2科目とも本番と同じ形で練習できます。
地学基礎の問題形式は、新しい課程になった2025年も変わっていないので、収録されている2022年以降の過去問を本番の練習に使えます。
1年分ずつ、もう1つの基礎科目と合わせて60分で解き、間違えた分野はきめる!と短期攻略に戻って確かめてください。
学校で配られた問題集は?
学校で地学基礎の授業があり、セミナー地学基礎やリードLightノート地学基礎などの問題集が配られていたら、授業と定期テストの中で使い切ってください。
用語と基本問題の解き方を固めるにはそれで十分です。
ただ、これらの問題集では共通テストの問われ方の練習が足りないので、短期攻略は省かずに解いてください。
授業がない人が、こうした問題集を買い足す必要はありません。
一問一答は要る?
一問一答は買わなくてOKです。
共通テストに必要な用語は、きめる!と短期攻略、過去問で足ります。
用語は、要点と重要語句がまとまったきめる!の別冊(直前まで役立つ!完全対策BOOK)で確かめ、答えられなかった用語だけ本文に戻って読み直してください。
【時期別】地学基礎はいつまでに何をやるか
地学基礎は、高3の7月から始めれば共通テストに間に合います。
| いつまでに | やること |
|---|---|
| 高3の6月末 | 授業がある人は、定期テストごとに授業の範囲を仕上げる |
| 8月末 | きめる!を全範囲1周(章ごとに「過去問にチャレンジ」まで) |
| 11月中旬 | 短期攻略を8割解けるまで。間違えた分野はきめる!で読み直す |
| 12月〜共通テスト | 過去問研究を1年分ずつ、もう1つの基礎科目と合わせて60分で解く |
11月中旬までに短期攻略を終えておくと、12月は過去問を解いて間違えた分野を復習するだけになり、英語や数学など、ほかの科目の共通テスト対策に時間を回せます。
高3の9月以降に始める人
9月に始めても、短期攻略で解く範囲を、間違えた分野に絞れば、8割を目指せます。
| いつまでに | やること |
|---|---|
| 10月末 | きめる!を全範囲1周(章ごとに「過去問にチャレンジ」まで) |
| 11月末 | 短期攻略は、「過去問にチャレンジ」で間違えた分野だけ解く |
| 12月〜共通テスト | 過去問研究を1年分ずつ、もう1つの基礎科目と合わせて60分で解く |
10月以降に始める人は、きめる!を11月末までに1周し、短期攻略は使わずに12月から過去問研究に入ってください。
間違えた分野はきめる!に戻って確かめ、7割を目標にしてください。
地学の参考書ルート
教科書で理解し、センサー地学で志望校のレベルまで問題を解けるようにしてから、志望校と共通テストの過去問に進みます。
講義:地学基礎・地学の教科書
地学は受験用の講義本が少ないので、教科書を中心にします。
学校で地学基礎・地学の教科書が配られていたら、それを使ってください。
地学は地学基礎を学んだうえで進む科目なので、地学基礎の範囲も教科書で読み、きめる!は使いません。
教科書を持っていない人は、ひとりで学べる地学を使います。
地学基礎と地学の両方の範囲を1冊で説明していて、地学基礎の項目には印が付いているので、印の付いた項目を先に読んでから、地学の項目に進んでください。
教科書もひとりで学べる地学も、1つの分野を読んだら、センサー地学の同じ分野のSTEP1を解いてください。
問題集:センサー地学
用語の確認から入試問題までそろっている地学の問題集です。
用語の確認(STEP1)から入試問題(STEP3)まで3段階で難しさを上げられ、巻末には論述問題トレーニングとチャレンジ問題もあります。
学校向けの問題集なので、書店で注文すると本冊だけで解答が付きません。
啓林館のWebショップなら、個人でも別冊解答付きで買えます。
センサー地学をどこまで解くか
| 地学を使う試験 | 解く範囲 |
|---|---|
| 共通テストだけ | STEP2まで |
| 国公立の二次 | STEP3まで(論述が出る大学は論述問題トレーニングも) |
| 東大・京大 | STEP3・論述問題トレーニング・チャレンジ問題 |
論述問題トレーニングが要るかは、志望校の過去問(赤本や大学の公式サイト)に、数行の説明を書かせる問題があるかで決めます。
共通テスト形式の問題集:短期攻略 大学入学共通テスト 地学
共通テストの形式には、短期攻略の地学で慣れます。
共通テスト形式の問題を63問集めた問題集で、解説が詳しく、間違えた理由まで自分で確かめられます。
共通テストの過去問:共通テスト過去問レビュー 地学基礎・地学
仕上げは、河合出版の共通テスト過去問レビューで、本番の問題を本番と同じ60分で解きます。
同じ過去問は教学社の共通テスト過去問研究にも載っていますが、河合のほうが解説が丁寧だという声が多いので、こちらを選びました。
地学の共通テストは、新しい課程になった2025年も問題形式が変わっていないので、収録されている過去問を本番の練習に使えます。
二次:志望校の過去問
センサー地学を終えたら、志望校の過去問(赤本や大学の公式サイト)で、論述や計算の問われ方に合わせて練習します。
間違えた分野は、教科書とセンサー地学に戻って確かめてください。
【志望校別】地学はいつまでに何をやるか
①共通テストだけと②国公立の二次は高3の4月から、③東大・京大は高2から始めれば、次の表の締め切りに間に合います。
地学を使う試験を選んでください!
①共通テストだけで地学を使う
| いつまでに | やること |
|---|---|
| 高3の8月末 | 教科書(なければひとりで学べる地学)を1周。センサー地学のSTEP1を並行 |
| 10月末 | センサー地学のSTEP2まで |
| 11月 | 短期攻略 地学を8割解けるまで |
| 12月〜共通テスト | 過去問レビューを1年分ずつ、本番と同じ60分で解く |
②国公立の二次で地学を使う
| いつまでに | やること |
|---|---|
| 高3の7月末 | 教科書(なければひとりで学べる地学)を1周。センサー地学のSTEP2までを並行 |
| 9月末 | センサー地学のSTEP3。論述が出る大学は論述問題トレーニングも |
| 10〜11月 | 志望校の過去問を1年分ずつ解き、間違えた分野をセンサー地学で解き直す |
| 12月 | 短期攻略 地学を解き、過去問レビューを本番と同じ60分で解く |
| 共通テスト後 | 志望校の過去問の残りの年度と、間違えた問題の解き直し |
③東大・京大で地学を使う
| いつまでに | やること |
|---|---|
| 高2末 | 教科書(なければひとりで学べる地学)の地学基礎の範囲を1周 |
| 高3の6月末 | 教科書を最後まで1周。センサー地学のSTEP2まで |
| 9月末 | センサー地学のSTEP3・論述問題トレーニング・チャレンジ問題 |
| 10〜11月 | 志望校の過去問を古い年度までさかのぼって解き、間違えた分野を解き直す |
| 12月 | 短期攻略 地学を解き、過去問レビューを本番と同じ60分で解く |
| 共通テスト後 | 志望校の過去問の残りの年度と、間違えた問題の解き直し |
よくある質問
Q. 図録(写真や図の資料集)は要る?
買わなくてOKです。
地学基礎はきめる!の図と写真、地学は教科書の図と写真を見てください。
学校で図録が配られていたら、教科書の図で分かりにくいときに確かめる辞書として使ってください。
Q. 地学基礎と化学基礎、どっちを選べばいい?
学校で授業がある科目があれば、その科目を選んでください。
授業も定期テストもそのまま共通テストの対策になります。
どちらも授業がないなら、数学が苦手な人は計算の少ない地学基礎、数学が得意な人は化学基礎が向いています。
地学基礎は、授業がなくても講義本と問題集で独学しやすい科目なので、授業がないことだけを理由に外す必要はありません。
まとめ:地学基礎・地学の参考書ルート
地学基礎は、きめる!共通テスト地学基礎で理解し、短期攻略で共通テストの問われ方に慣れてから、過去問研究で仕上げます。
高3の7月から始めれば間に合います。
地学で受ける人は、教科書(なければひとりで学べる地学)とセンサー地学で入試の問題まで解けるようにしてから、共通テストは短期攻略と過去問レビュー、二次は志望校の過去問に進みましょう。
共通テストだけはSTEP2まで、二次で使う人はSTEP3まで
論述が出る大学
東大・
独学で、ほかの科目と合わせて地学の締め切りを決めにくい人は、東大毎日塾の無料相談会に来てください。
模試の結果と手持ちの教材を見ながら、地学をいつまでに何まで終えるかを一緒に決めます。
\無料個別相談会あり/
14日間体験指導もやってます
用語の覚え方や、理屈で理解して覚える勉強の進め方は、地学基礎の勉強法の記事にまとめています。
英語・数学の参考書ルートも、次の記事にまとめています。



