勉強してるとわからないことが多すぎてパンクしちゃう...
そんなお悩みを持つあなたに,現役東大生が分からないことに出会ったときの対処法を教えます.
一言でいうと,「何が分からないか特定して,どんな手段を使ってでも調べる」です.
順を追って説明するので最後までじっくり読んでください.
この記事を読めば「分からなくてイライラする…」なんてこともなくなるはずです.
この記事でわかること・勉強が分からないときの対処法
・東大生おすすめの勉強法
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分からない=伸びしろ
いくら勉強しても分からない.やっぱ僕は勉強が苦手なんだ…
そんな考えを持っていたら,今すぐ捨ててください.
「分からない問題」はダイヤの原石みたいなもの.
磨いて「分かる問題」にすれば,ダイヤになります.
一度間違えた問題は「いかにして次は正解するか」を考えるべきです.
むしろ練習で間違えたら,「やるべきことが見つかって良かった~」くらいに考えましょう.
分からない問題→分かる問題
に変えること
勉強が分からないときの対処法
分からない問題→分かる問題
に変えることが勉強の目的ってのは分かったけど,具体的にどうすればいいの?
「何が分からないか特定して,どんな手段を使ってでも調べる」ってのが答えです.
家庭教師として5年以上指導してきた中で,次のような傾向に気づきました.
- 勉強が苦手な人は疑問が残っても,調べるのをめんどくさがる
- 勉強ができる人は徹底的に疑問をつぶす
とにかく調べることが大事です.
分からないことを調べるために,僕が学生時代やっていたことは下記の通り.
【誰でも東大に受かる方法】
分からないことがあったら、徹底的に調べる。
1️⃣まずは解説を読み込む
2️⃣ダメなら教科書や参考書を見る
→大抵のことは書いてある3️⃣まだダメならググる
4️⃣それでもダメなら、人に聞く
究極の目標は「分からないをなくす」
「調べる力」は一生ものだぞ
— うっちー@東大生の頭の中 (@toudai_mainichi) 2018年11月21日
それぞれ深堀していきます.
1.解説を読んで何が分からないかを特定する
「何が分からないか分からない」
という人も多いですが,あえて厳しく言うと,それは甘えです.
解説を隅から隅まで読み込みましたか?
解説を読み込むと,
- なんでこの発想が出てくるのか分からない
- この公式の意味が分からない
- この文法の使い方が分からない
といったように,分からないことが具体的になるはず.
勉強が苦手な人ほど教科書や問題集の解説を流し読みしていることが多いです.
分からない問題にぶつかったときは,まずは解説を読みこんでください.
そうして分からないことを明確にする.これが第1ステップ.
2.教科書,参考書で調べる
問題集の解説を読んで,分からないことが
・公式の意味,使い方
・英語の文法
など基礎的な部分だったら,まずは教科書や適切な参考書で調べましょう.
学校で習う勉強の疑問の8割は教科書で解決します.
どうやって調べれば良いの?
索引を使ってもよいし,何となくどこに何が書いてあるかわかってれば,そこから探しても良いです.
教科書を一回でも通しで読んだことがあれば,何がどこに書いてあったかは分かるはずです.
3.辞書で調べる
英語や国語(古文漢文含む)の場合,ほとんどの疑問は辞書で調べれば解決します.
- 英語なら英和 or 和英辞典
- 古文なら古語辞典
- 漢文なら漢和辞典
を使いましょう.
下記の理由から紙の辞書より電子辞書がおすすめです.
- 英語の発音が聞ける(超重要)
- 読みが分からない漢字を書いて検索できる
また,スマホのアプリやネット検索でも良いのですが,次の理由から電子辞書がやっぱりオススメ.
- 開いたらすぐ検索できる
→調べるまでのハードルが下がるので,辞書を引く癖がつく - 広告がないので必要な情報のみ得られる
→スッキリしていて暗記しやすい
オススメの電子辞書はカシオ
上で挙げた特徴はもちろん,カシオの電子辞書は英語の例文検索もできるので,「live up to ~ っていう使い方できたっけ?」といったイディオムに関する疑問も解決できます.
casioの中でも高校生モデルがおすすめです.
中学生でも使う機能は「英和・和英辞典」くらいなので,高校生モデルを買うのが長い目で見ればコスパは良いですよ.
20000円くらいかかりますが,中高6年間使うとなれば,1か月300円以内です.(実際,僕は今も使ってます.)
メリットが圧倒的に多いので,値段以上の価値がありますよ.
いますぐ,この画面ごと親に見せて買ってもらいましょう.
4.ネットで調べる
教科書や参考書,辞書で調べても分からなかったらネットで調べましょう.
高校の勉強の範囲なら,分かりやすく解説してくれてるサイトはたくさんあります.
ググる力はこれからの時代超重要です.分からなかったら,まず調べるクセをつけましょう.
スマホで調べると気が散る?
別の記事で「スマホを使って調べると,気になる記事に飛んでしまい,勉強どころじゃなくなるから,スマホは使うな!」とありました.
一理ありますが,スマホで調べられないというのは,この先致命的な弱点となります.少しくらい我慢して集中すべき.
学校の勉強に限らず,分からないことをサクッとネットで調べる力はこれからの時代必須スキルとなりますよ.
5.どうしても分からないときは人に聞く
教科書や参考書,ネットで調べても分からなければ人に聞きましょう.
特に数学で「答えを見たら確かに納得できるけど,なんでこんな発想が出てくるの?」といった疑問は得意な友達や先生に聞くのが効率的です.
友達と教えあうのが大事
僕は,高校時代は毎日部活の友達と学校の図書館で勉強していました.一緒に勉強すると,分からないことがあったときにすぐに聞けるからです.
逆に人に聞かれたら,快く教えてあげましょう.自分が本当に理解していることしか教えられないので,結局自分のためになります.
僕も「意外とここ分かってなかったんだなぁ」と気づくこともありました.
一緒に勉強しても,おしゃべりしちゃうと意味がないので,図書館や自習室など集中できる環境でやることがオススメ.
勉強が分からないときの対処法まとめ
まず「分からないことは悪くない.分かるようにすることが勉強の目標だ」ということを頭に入れてください.
- まずは解説を読み込む
- ダメなら教科書・参考書・辞書で調べる
- まだダメならネットで調べる
- それでもダメなら人に聞く
人に聞くのは友達や先生に聞いてもいいし,僕たち東大生に聞いてくれても良いです.
(「利用できるものは徹底的に利用する」のも勉強のコツの一つです.)
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