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成績が伸びる正しいノートの取り方!東大生が実践しているコツを解説

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成績が伸びる人だけがしているノートの取り方、知りたくないですか?

どうも!東大毎日塾のうっちーです!

今日は「成績が伸びる人だけがしているノートの取り方」について、累計指導実績1,000人以上の東大毎日塾を運営している僕が解説します。

本記事を読んでいる方のほとんどは、授業中にしっかりノートを取っている方たちばかりだと思いますが、そういった方からよく、

  • 今のノートの取り方が合っているのか分からない
  • 授業中、しっかりノートを取っているのに成績が上がらない
  • ノートを取るのに必死で先生の話が入ってこない

といったお悩みの相談がよく来ます。

そこで今回では、京大生や東大生といった、成績上級者がやっている正しいノートの取り方を解説します。

この記事の監修者

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」教務チーム。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
本ブログでは、累計1000人以上を指導してきた中で見つけた受験ノウハウや成績アップ術を今日から活用できる形で分かりやすくお届けします。

内田悠斗(うっちー)

内田悠斗(うっちー)

東大毎日塾 代表

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」を運営。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。
本ブログでは、累計1000人以上の指導経験に裏打ちされた受験ノウハウや成績アップ術を分かりやすくお届けします。

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ノートは綺麗に取る必要はない

前提として、衝撃的なことかもしれませんが、綺麗にノートを取ったからといって成績が上がるわけではありません。

もし、今あなたがノートを綺麗に書くことにこだわっているとしたら、それは「間違った勉強法」です。

「間違った勉強法」を「正しい勉強法」に変えないと成績が上がることはありません。

そんなことは絶対に避けたいですよね。

逆に、この根本的な原因さえ突き止めて一つ改善できるだけでも、授業中の理解度がグンとアップし、定期テストや模試の成績アップにも繋がります。

ノートの取り方を改善して成績を伸ばすことができれば、今は手の届かない志望校に合格することも夢ではありません。

結論として、ノートを綺麗にまとめようとしている限り、あなたの成績は上がりません。

字を丁寧に書こうが、カラフルにまとめようが、ノートを取ることが目的になっている限り、成績アップには繋がらないのです。

それどころか、授業中に綺麗なノートを作れたことで理解したつもりになってしまうことも。

これらの原因は、ノートを取るのに必死になってしまい、学んだ単元の内容や先生の話が頭に残っていないからです。

綺麗に取るのではなく、ぜひ本記事を参考に正しくノートを取るようにしてくださいね。

東大毎日塾<br>うっちー

東大毎日塾
うっちー

正しいノートの取り方を知り、学習していきましょう!

ノートを取るうえでの基本ルール3選

まず、成績が伸びる人だけがしているノートの取り方の前に、ノートを取る上での基本的なルールを解説します。

「早く成績が伸びるノートの取り方を教えて欲しい」と思う人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

ノートをしっかり取っているのに成績が上がらないという人は、そもそもノートを取る上での「基本的なルール」を理解していないことが多いんです。

ノートを取る上での基本的なルールは下記の通りです。

  • ①科目ごとにノートを分ける
  • ②内容を理解しながら書く
  • ③板書を丸写ししない

1つずつ解説しますので、自分がついやってしまっていないか、確認してみてください。

基本的なルール①

まず、全ての科目の内容を同じノートにまとめている人は、すぐに科目の数だけノートを揃えてください

これ、やっている人からすると当たり前ではありますが、ノートの整理が苦手な生徒さんはできていないことも多かったので、最初のルールとして挙げさせていただきました。

念の為確認しますが、なぜ科目ごとにノートをわける必要があるか分かりますか。

それは、ノートを見返したときに、内容を理解できるようにする必要があるからなんです。

全ての科目の内容を同じノートにまとめると、見返したときに訳が分からなくなってしまいます。

国語は国語ノート、数1A・2Bでもそれぞれ別の数学ノートを使い分けましょう。

また、同じ科目であっても、授業で使うノートと自習で問題を解くときに使うノートは目的が異なります。

たとえば、授業で使うノートは、授業中に先生の話を聞きながら内容をまとめることが目的です。

一方で自習で問題を解くときに使うノートは、自分で問題演習を行う際に使います。

このように、授業ノートと演習ノートの2冊を用意して、使い分けるようにしてみてください

基本的なルール②

2つ目のルールは、内容を理解しながら書くことです。

「そんなの当たり前だよ」と思う人もいるかもしれませんが、実は意外とできていない人が多いんですね。

前提として、授業はノートを取る時間ではなく先生の説明を理解する時間です。

綺麗な字やカラフルな図を書こうとしている時点で、先生の話が頭に残ることはありません。

スピードを意識してまとめることで、ようやく先生の説明を理解する余裕が生まれるのです。

授業中は、ノートを取ることはもちろんですが、先生の話をしっかり聞く時間でもあります

先生の話を聞いていないと、例えノートをしっかり取っていたとしても、あとで見返したときに「これって何の話をしているんだろう?」と疑問に感じてしまうこともあります。

これでは、本末転倒ですよね。

また、これは極端な例ですが、僕の高校時代の物理の先生は「ノートは取るな」と言っていました。

教科書を読んで授業に参加して、授業中は先生の話を聞きながら、話のロジックの理解に全集中してほしかったからですね。

理解して覚えるべき内容は教科書にまとまっているので、授業ノートはなくても復習はできるし、何より話を聞きながら考える時間を取れるので、ものすごく理解が捗りました。

授業中にノートを取る際は、内容を理解しながら書くように心がけてみて、もしくはノートは取らずに先生の話を理解することに時間を使ってください

その結果、より理解度が深まってテストでも問題が解けるようになります。

基本的なルール③

3つ目のルールは、板書を丸写ししないことです。

はっきりお伝えしますが、板書を写しても成績は上がりません。

それどころか、ただ手が疲れるだけで終わってしまいます。

ノートを取るときは、板書に書いてあることの中で、何が重要か情報の取捨選択をしながらまとめましょう。

情報の取捨選択と聞くと難しいと思うかもしれませんが、難しく考えなくて大丈夫です。

例えば、明らかに先生の雑談だなと思うことはわざわざノートに書く必要はありませんが、何度も繰り返していたり、強調して話していたりするところは重要な可能性が高いです。

そういった場合は、しっかりノートに取っておいてください。ただし、すでに知っている情報はわざわざ書く必要はありません。

これに加えて、先生が「ここはテストに出ます」「これ重要です」と話していたことも、必ずまとめるようにしてくださいね。

また、写すのに時間がかかる複雑な図は、

  • 概要のみを簡略化してまとめる
  • あとで教科書等で詳細を確認するための印を残しておく

などの方法で、その場で全部書き写せなくても後で見返しやすいように工夫してみてください。

たとえば、このような板書をまとめるときに、このようにノートを取ると短時間でまとめられます。

ポイントは

  • 図形は簡略化
  • 漢字で時間がかかるなら化学式で書く(カタカナもあり)
  • 書かなくても分かることは書かない

これらを意識してノートをとっていきましょう。

ここまで紹介した3つのルールは、ノートを取るときに守るべき基本的なものになりますので、しっかり理解しておいてください。

東大毎日塾<br>うっちー

東大毎日塾
うっちー

ノートをとるときの基本の3つのルールを理解し、正しいノートの取り方でノートをとっていきましょう!

成績が伸びる正しいノートの取り方

それでは「今のノートの取り方が合っているのか分からない」「授業中、しっかりノートを取っているのに成績が上がらない」

と思っている方に向けて、正しいノートの取り方を解説していきます。

前提として、授業中のノートを取る際に重要なのは、綺麗にまとめることではありません。

ノートを取る作業は先生の話を聞きながら行うものですので、スピード重視で進めるべきです。

ただ、見返したときに授業の内容を思い出せるようにしておく必要があります。

これらを踏まえ、成績が伸びるノートの取り方を実践するには、この5つを意識する必要があります。

  • ①使う色を絞る
  • ②余白を取る
  • ③図解してまとめる
  • ④記号や略語でまとめる
  • ⑤文章ではなく箇条書きで端的にまとめる

それぞれについて、具体的に解説していきます。

使う色を絞る

成績が伸びる人だけがしているノートの取り方の1つ目は、使う色を絞ることです。

こだわりたい人もいるかもしれませんが、授業中に取るノートに綺麗な色使いは必要ありません。

授業を聞く際に最も重要なのは、先生が話している内容を理解することです。

そのため、ノートを取るときは先生の話す内容を追いかけるように、スピード重視で手を動かしてください。

このとき、ペンの持ち替えはかなりのタイムロスなので、切り替えができるものを使うのがおすすめ。

使う色は青、赤など、2色以内に絞りましょう

大切なことだから何回も伝えますが、ノートを取る上で重要なのは、先生の話をしっかり理解しながらまとめることです。

色にこだわると、ペンを持ち替えたり切り替えたりするタイムロスが発生してしまいます。

ペンポーチの中にカラーペンがぎっしり詰まっている人は、これを機に中身を見直してみてください。

余白を取る

成績が伸びる人だけがしているノートの取り方の2つ目は、余白を取ることです。

情報を認識するためには余白が大切になります。

なぜなら、人は情報量が多すぎるものを目にすると、何が大切なのか分からなくなってしまうからです。

想像してみてください。

1ページの中に字がギッチギチ書かれているノート、見返すのが面倒になってしまいますよね。

逆に、1ページごとに情報を詰め込みすぎなければ、見返したときに内容が捉えやすくなるんです。

具体的には、1つの内容のまとまりごとに2〜3行空けるくらいがちょうど良い状態と言えます。

また、適度な余白があれば、復習のときに気づいたことを新たに書き込むスペースも確保できます

見返したときに、「そういえばこれも重要だったな」と思った内容をその場で書き足すことで、より復習に使いやすいノートが完成すること間違いなしです。

ノートは文字をぎっちり埋めたからといって、成績が上がるものではありません。

ぜひ、まとまりごとに2〜3行の空白を意識しながらノートを取るようにしてみてください

図解してまとめる

成績が伸びる人だけがしているノートの取り方の3つ目は、図解してまとめることです。

基本的に、人間は文章より図をみた方が情報が入ってきやすいと言われます。たとえば、この文章と図解では、どっちの方がパッと見て理解できますか?

ほぼ全員が、図解のほうだと答えるのではないでしょうか。

図解のほうが、情報量は少ないように見えますが、因果関係を人や矢印で表すことでわかりやすく説明できているんですね

これが、ノートを取るときに図を使った方が良い理由です。

とはいえ「どんなことを図にすれば良いのか分からない」という人もいるでしょう。

図でまとめるべきものとしては、

  • 複雑な原理
  • 実験の流れ
  • 歴史の時系列や人物関係

などが挙げられます。

たとえば、電気回路や徳川家将軍略系図などは、文字に起こすよりも図に表した方が後から見返したときに内容を思い出しやすいです。

もちろん、図でまとめるからといって、色使いにこだわる必要はありません

黒一色でも、見返したときに内容が思い出せればOKです。

ちなみに、図解のコツは時間軸や対比を意識することにあります

たとえば、徳川家の家系図をまとめるのなら、近い年代に活躍している人は同じカテゴリでまとめるべきです。

矢印などを使うことで、関係性が分かるようにまとめてみてください。

記号や略語でまとめる

成績が伸びる人だけがしているノートの取り方の4つ目は、記号や略語でまとめることです。

記号や略語を使う目的は時短です。

何度も繰り返しますが、授業を受ける上で重要なのは、内容をしっかり理解することです。

そのため、綺麗にノートを取ることよりも、先生の話を聞きながら内容を押さえていきましょう

たとえば、先生に「ここは重要ですよ」と言われたことを、そのまま「ここは重要」と文字で書き写していると、それだけでタイムロスになってしまいます。

そのため、★などの記号を使うことで、あとで見返したときに「ここは重要だったんだな」

と思い出せるようにしてみてください。

たとえば「★酸化還元は電子のやり取りに注目」と★マークを使うことで、

「色々教わったけど、とりあえず酸化還元は電子のやり取りに注目することだけは覚えておこう」

と重要なことから理解できます。

また、記号や略語を活用するメリットは、時短以外にもあります。

記号や略語は文字と比較すると場所を取らないので、スペースを節約できるんですね。

スペースを節約できるという点においては、成績が伸びる人だけがしているノートの取り方の2つ目の余白を取ることにも繋がりますね。

「先生の話を聞きながらノートを取っていると、手が追いつかなくなる」という人は、

ぜひ記号や略語を活用してスピードアップを目指してみてください。

とはいえ、「どこでどんな記号を使えば良いか分からない」という人もいるでしょう。

自分で適当にマークを作っても構いませんが、すぐに書けるものを考えたり、どんな場面で記号や略語を作れば良いのかを考えたりするのは難しいですよね。

そんな人たちのために、素早く書ける記号や略語を表にまとめました。

これらの記号と略語を活用していただければ、ささっとノートに書くことができるので、

これでノートをまとめるのに気を取られて、「先生の話が理解できなかった」ということにはなりません。

ここにある記号は全て役立つのですが、この中でも特に役立ったのは  マークです。

  • 授業が早すぎてノートに書ききれなかったとき
  • 話の内容がよく理解できなかったとき

などにとりあえずこのマークを書いておけば、後から振り返ることができるんですよね。

後から教科書や友達のノートで内容を確認しても良いし、分からなかったことを先生や友達に質問することもできます。

こうやって授業中の疑問を全て解決することで成績も上がっていくんです。

ぜひ明日の授業から活用してみてください。

端的にまとめる

成績が伸びる人だけがしているノートの取り方の5つ目は、文章ではなく箇条書きで端的にまとめることです。

基本的なルール③でも説明しましたが、授業のノートを取る際に先生の話や板書に書かれている内容を文章の形で書き写す必要はありません。

長々と書くことで手が疲れる上に、ペンを動かすことに精一杯になって先生の話が頭に残らなくなってしまうからです。

そのため、授業を聞く際は先生の話や板書に記載されている内容を箇条書きで端的にまとめるようにしてみてください。

たとえば、生物の授業で「葉緑体は緑色の細胞小器官です。植物が緑色なのは、植物の細胞に葉緑体があるからなんですね。」

という説明を聞いたなら、

・葉緑体は緑色の細胞小器官

⇨植物の緑色を構成している

と箇条書きでまとめます。

話を聞きながら行うことなので、

ポイントさえしっかりまとめられれば十分です。

とにかく自分の中で話の内容を理解しながら、要点を抑えて構造的にまとめられるようにしましょう!

少し話が逸れますが、これができるようになると、社会人になってからも役立つ場面が出てきます。

たとえば、会社の会議などで話を聞きながらメモを取るというときですね。

大人になったからといって、ノートを素早く取れるわけではありません。

そうなると、会議中にメモを取ることに必死で会議の話が理解できないまま終わってしまう、なんてことが起きてしまいます。

しかし、話の要点を理解した上でポイントを端的にまとめることが、学生の頃から癖づいていれば、社会人になってからも有利に働くので、今のうちにできるようにしておきましょう。

書くスピードよりも話すスピードの方が早いのは当然のことです。

そのため、先生の話を一言一句書き写すのではなく、重要なポイントを絞ってまとめることで、話を聞きながらノートをまとめられるのです。

東大毎日塾<br>うっちー

東大毎日塾
うっちー

早い段階から準備を始め、基礎固めにしっかり時間確保していきましょう!

東大毎日塾CTA

まとめ

今回の動画では、「成績が伸びる人だけがしているノートの取り方」を紹介しました。

成績が伸びる人だけがしているノートの取り方は5つあります。

  • ①使う色を絞る
  • ②余白を取る
  • ③図解してまとめる
  • ④記号や略語でまとめる
  • ⑤文章ではなく箇条書きで端的にまとめる

ここで学んだノートの取り方を実践することで、定期テストや模試、入試などの大事な場面で確実に得点できる学力が身につくはずです。

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内田悠斗(うっちー)

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