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【英語長文の読み方&解き方】サルでもわかる読解のコツを東大生が解説

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・長文問題が時間内に読み切れない…
・いつも何となく読んで,結局間違えちゃう…

そんなあなたに向けて,センター英語満点の東大生が確実に得点を伸ばす読み方,解き方を教えます.

 読めば,びっくりするくらい英語長文が分かるようになりますよ!

この記事でわかること・トピックセンテンスを見つけるコツ
・「速く」「正確に」読むためのポイント
・分からない単語を簡単に類推するコツ
・東大生おすすめの問題集

僕の実体験を元に,かなり力を入れて書いたので,ぜひ最後までじっくりご覧ください.

 

英語長文の読み方&解き方

やみくもに,長文演習をしていませんか?正しい読み方,解き方を知らずに問題演習を繰り返しても効果は薄いです.

長文を「速く」「正確に」読むうえで大事なのは次の4点.

POINT
  • トピックセンテンスをつかむ
  • 「前から読み」で速読を身に着ける
  • まず設問に目を通す
  • 分からない単語はまず推測

トピックセンテンスをつかむ

「トピックセンテンス」ってのはその段落で筆者が言いたいことが詰まった文のこと.要は「大事な文」のことね.

大事な文が分かると,全文ちゃんと読まなくても「筆者の言いたいこと」が分かるから速読に繋がるんです.

どうやったらトピックセンテンスを見つけられるの?

・ディスコースマーカー
・段落の最初と最後
に注目すれば良いんだ.

ディスコースマーカーに着目

ディスコースマーカーってのは文章の流れを変える時に使われる接続語のことです.で,特に着目してほしいのが「逆接」と「要約」のディスコースマーカー.

逆接のディスコースマーカー
  • however, nevertheless:しかしながら
  • but:しかし
  • although~:~だが,しかし
  • on the other hand:一方で
要約のディスコースマーカー
  • In short:要するに
  • To sum up:要するに
  • To put it briegly:簡潔に言うと
  • In other words:言い換えると

日本語でも
「×××しかし○○○」
「×××要するに○○○」
て言われたら,大事なのは○○○ですよね.英語も同じ.

逆接,要約のディスコースマーカーに着目すれば,トピックセンテンスが分かるんです.

段落の最初と最後に着目

トピックセンテンスって段落の最初か最後にあることが多いんですよ.

日本語でも
・初めに話題提起
・その根拠を説明
・最後に結論
という構成が多いですよね.

この法則を知ってるだけで圧倒的にトピックセンテンスを見つけやすくなります.

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桜木建二 ドラゴン桜2

トピックセンテンスを見つけるには
  • 逆接,要約のディスコースマーカー
  • 段落の最初と最後

に注目せよ!

「前から読み」で速読を身に着ける

「前から読み」ってどういうこと?

返り読みをしないで,文章を前から理解し行くってことだよ.

とりあえず具体例見てみましょう.

He thinks that the computer he bought yesterday is not good.

この文章,主語,動詞,修飾関係を明らかにすると次のようになります.

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読むのが遅い人は次のように考えます.

あ,これは関係代名詞が省略されてて he bought yesterday が computer を修飾してるんだ.ってことはこういう訳せるな.

「彼は昨日買ったコンピュータは良くないと考えている.」

返り読み読みしてるのが分かりますか?これだと時間がかかってしまいます.

読むのが早い人は次のように考えます.(赤い区切りは頭の中のイメージです)

He thinks /that the computer (he bought yesterday) is not good.
彼は考えている.コンピューターは良くないと.で,そのコンピューターは昨日買ったんだ.

こうやって,前から訳した方が早く読めるんですよね.

この文のように簡単な例だと実感しにくいと思いますが,もっと長い文が長文の中で連続して出てくると,「前から読み」の効果がはっきりしてきます.

そもそも,英語って追加情報を後ろから説明してくるんです.

例)I lived in Tokyo two years ago.
私は/住んでいた/東京に/8年前に

これをいちいち日本語として正しい順番に並べ替えるのは時間ロス.

ちなみに,速読について言うと,上の例くらい簡単なレベルだと,訳す時間も無駄です.「英語を英語のまま理解すること」が求められます.

どうやれば,英語のまま理解できるの?

完璧に理解した文章の音読を繰り返せば良いんだ.

「完璧」ってのは
・単語の意味
・文構造(主語,動詞,修飾関係とか)
・文全体の意味
を全て理解した上で,ということです.

この辺の勉強法の話は別記事に詳しく書いてます.(記事最後にも載せるので,飛ばしちゃっても良いです.)

「長文の読み方が知りたいんじゃ!」って人はこのまま読み進めてください.

 

まず設問に目を通す

これ,時間短縮のために絶対必要です.本文を読み始める前に,必ず設問に目を通しましょう.

その際,以下のことを読み取るようにしてください.

  • 設問で何が聞かれているか
  • 長文全体のテーマは何か

設問で何が聞かれてるか読み取る

聞かれるポイントが分かったら,本文でそのキーワードが出てきたら注意深く丁寧に読むようにします.

こうすることで問題と本文を行ったり来たりして無駄な時間が発生するのを防ぐことができます.

逆に,本文を全て読んでから,設問を見て「これはどこにあったっけな~」なんて探す解き方は絶対にやってはいけません

(注意)選択肢はじっくり見ない
「正しいものを選べ」という設問では,ほとんどの選択肢が本文の内容とは違うということです.
選択肢までじっくり見てしまうとダミー選択肢に惑わされてしまいます.

長文全体のテーマをつかむ

設問とか選択肢にざっと目を通していくと,何となく長文全体のテーマが分かってきます.

テーマを掴んでから本文を読むと内容が頭に入ってきやすいです.結果的に時間短縮につながります.

ワンポイントアドバイス「正しくないものを選べ」は大チャンス.選択肢の大半が本文の内容と等しいため,選択肢を読むだけで,本文の内容が簡単に推測できちゃうサービス問題です.

 

内容一致問題の解き方

内容一致問題(本文の内容と一致するものを選べってやつ)は大問の一番最後にあることが多いです.

だからと言って,長文全体を読んでからやると,始めの方に書いてあった内容を忘れてしまって,もう一度読み直すはめになります.

時間の無駄!!

じゃあどうするんや

この流れでやると上手くいくぞ.

解き方4ステップ
  1. 本文を適当に区切って,ある程度まで行ったら設問を見る.
  2. まだ分かんなかったら,さらに先を読む.
  3. 選択肢が間違いだと分かったら消す
  4. 読み終えるまで,この問題を頭の片隅に置きながら,他の問題を解いていく

頭の片隅に置きながらとか,それ君が東大生だからじゃね?

いや,だまされたと思ってやってみて.意外とできるもんだから!

この解き方をするためには,最後に内容一致問題があることを知っていなければなりません.そのためにも事前に設問をチェックしておくことが本当に大事なんです.

分からない単語はまず推測

実際の試験でも分からない単語は必ず出てくると思います.でも,そんな中でも設問に答えなければなりません.

なので,単語の意味を推測して,「何となくこんな意味かな」とあたりを付ける力が求められるのです.

意味を推測するコツを二つ紹介します.

とりあえず一文を読み切る

まずは,この文を読んでみてください.

Soldier were dispatched to the area.

dispatch が分からないよう..

そこを○○として一文を読み切ってみよう.

兵士がそのエリアに○○された.

こうなれば,○○は
・配置された
・派遣された
とか色々想像できますよね.(答えは「派遣された」です)

このように,分からない単語は置いといて,とりあえず一文を読み切ることで,単語の意味を推定できます

注意!

上の文が受け身で「dispathched」は動詞「 dispatch」の過去分詞だということに気づかないと,意味の類推はできません.

長文読解にも文法の知識(構造把握能力)が必要と言われるのはこのためです.

接頭語,接尾語,語幹から推測

例えば,「hydrophobia」という単語.

  • 「hydro」が「水」を表す接頭語
  • 「phobia」が「恐怖症」を表す接尾語

なので,「hydrophobia=恐水症」だと推測できます.

他にも次のような例があります.

  • 形容詞に「ly」が付くと副詞になる
    (例:happily=幸福に)
  • 「able」が付くと「できる」という意味になる
    (例:available=利用可能な)


語幹の例を挙げると「act」には「行動」という意味があるので,

  • activity=活動
  • react=反応

という意味になります.

その他の例もこの記事で紹介されているので時間があるときに見てください.

このように,接頭語,接尾語,語幹に着目すると語彙力が一気に増え,単語推測力が上がるはずです.

この辺の単語の覚え方の話は下の記事でしてます.

 

英語長文の勉強におすすめの問題集

英文解釈:基礎英文問題精巧

僕が使った中でトップクラスの本当におすすめの問題集.

複雑な構造をつかめるようになるし,難しい文章の和訳に強くなります.(構造をつかむことは単語の意味を類推する上でも重要です.)

2次試験で英語を受験する人はぜひ使ってください.

 

演習:やっておきたい英語長文シリーズ

実際に,ガシガシ問題演習したい人におすすめ.300,500,700,1000と長文の語数別に分かれてるので自分に合ったものを選べます.(上のリンクから検索できます)

要約が付いているので,上で紹介したトピックセンテンスを見極める練習にもなりますよ!

下の記事でここで紹介したものも含めて,僕が実際に使った問題集を解説してます.

 

英語長文の読み方&解き方まとめ

POINT
  • トピックセンテンスをつかむ
    →逆接,要約のディスコースマーカーに着目
    →段落の最初と最後に着目

  • 「前から読み」で速読を身に着ける

  • まず設問に目を通す
    →聞かれるポイントを把握してから本文

  • 分からない単語はまず推測
    →とりあえず一文読み切る
    →接頭語,接尾語,語幹に着目
以上です.

最後まで読んでいただき,ありがとうございました!この記事があなたの人生にプラスになれば嬉しいです.

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読み方は分かったと思うので,次は長文勉強法を学びましょう!「英語を英語のまま理解する方法」など目からうろこの情報が盛りだくさん!

これも記事途中で紹介したやつ↓