- 過去問を解いていても時間内に終わらない
- 解く順番が分からない
- 共通テスト国語の時間配分がしりたい
2021年度共通テスト国語9割越えの現役東大生が、こんなお悩みを解決します!
ぜひ最後まで読んで、共通テストの国語の点数をアップさせてください。
実際に共通テストを受けた東大新1年生13人に聞いたアンケート結果もあるので参考になるはずです。
- 共通テスト国語おすすめの時間配分
- どんな順番で解くべきか
- 共通テスト国語を時間内に解くコツ
見たい場所に飛べる目次
共通テスト国語のおすすめ時間配分
共通テスト国語の問題構成
問題構成や制限時間は、センター試験と変わりません。
- 第1問 現代文(評論)
- 第2問 現代文(小説)
- 第3問 古文
- 第4問 漢文
これを80分で解く必要があります。
じゃあ、第1問から順番に20分ずつ解けばいいんじゃないの?
時間配分と解く順番を工夫すれば、得点が伸びること間違いなしです!
【現代文が得意な人向け】おすすめ時間配分と解く順番
第1問:評論 18分
↓
第2問:小説 18分
↓
第4問:漢文 18分
↓
第3問:古文 23分
- 得意な現代文をはじめに解くことで、時間と精神的な余裕を。
- 漢文は、古文より短い時間で終わり得点も安定しやすいので、漢文→古文の順番。
- 古文は、主語の判定に時間がかかることが多いので、時間をかけて最後に。
【古文漢文が得意な人向け】おすすめの時間配分と解く順番
第4問:漢文 14分
↓
第3問:古文 19分
↓
第1問:評論 22分
↓
第2問:小説 22分
- 得意な古漢をはじめに解くことで、時間と精神的な余裕を。
- 漢文は、古文より短い時間で終わり得点も安定しやすいので、漢文→古文の順番。
- 2(小説)は得意な人でも登場人物の心情を読み取りを誤ると、大量失点があり得るので最後に。
共通テスト国語を時間内に解くコツ
コツ1:まず設問に目を通す
本文を読む前に設問にサッと目を通しておくと、初めから答えを意識しながら本文を読めるので、力を入れて読むべきところがはっきりします。
コツ2:自分に合う解き方を身に着ける
現代文の解き方としては大きく2つあります。
それぞれメリットデメリットがあるので、自分に合う解き方を身に着けると制限時間内に解けるようになります。
解き方1:本文先読み型
- 本文を全て先に読む
- 問題を解く
- 全体のテーマを抑えることができる。
- テーマに沿わない選択肢を一瞬で排除できる。
- 問題を解くときには、本文の最初の方を忘れてしまうと、もう一度読み直す羽目になる。
解き方2:並行解答型
- 傍線部が出てきた段階で問題を見る
- 傍線部に関わる意味段落を読み終えた段階で解けたら解く
- 判断できなかったら、最後まで本文を読む
- 傍線部に関わる段落を読み終えたら問題を解くので、本文を読み直す手間がかからない。
- 本文全体のテーマの把握が必要な問題は最後まで読む必要がある。
東大新1年生13人に解き方を聞いてみた
- 解き方1:本文先読み型
- 解き方2:並行解答型
共通テスト本番はどちらの解き方で解きましたか?と東大毎日塾メンターの新1年生13人に聞いたところ、以下の結果となりました。
7割の東大生が「解き方1:本文先読み型」だったんですよね。
- 共通テスト試行調査は傍線部の先を読まないとできない問題ばかりだった
(ただ、本番と試行調査は全く違った) - 全体の主題をつかんでおくと2択まで絞ったときに間違えにくい
共通テスト国語は全体の大まかな枠組みをとらえていたほうが解きやすいという意見が多かったです。
東大生の7割が本文先読み型だったことを踏まえた上で、自分に合う解き方を身に着けるのが良いでしょう。
コツ3:選択肢を見る前に回答を作る
初めから選択肢を見てしまうと「本文中に出てきているキーワードで構成されているが、傍線部の解答にはなっていない」という選択肢にひっかかりやすくなります。
これを防ぐには選択肢を見る前に頭の中で解答を作っておくのが良いです。
ダミー選択肢で迷わなくなるので、結果的に時間短縮につながります。
コツ4:間違いを探す
センター試験および共通テストの問題は、正解の選択肢であっても首を捻りたくなるものがあります。
なので、一発で正解は選べません。
テーマと違う、明らかな誤りがある選択肢を一つずつ潰していくしかありません。
意識せずに消去法で解いていた人も、意識して間違いを探して選択肢を絞ることで、正確かつ早く解けるようになるはずです。
- まず設問に目を通す
- 自分に合う解き方を身に着ける
- 選択肢を見る前に頭の中で解答を作る
- 間違いを探す
共通テスト国語本番を受けた感想
1:試行調査と全く違う
共通テスト試行調査は平成29、30年度の2回実施されていて、問題や解答はホームページで公開されています
私も実際、2回分とも解きましたがひどい点数しか取れませんでした。
- 複数回答の問題がなかった(現代文)
- 憲法の条文などの資料が出されなかった
- 表や写真がなかった
気づいた方もいるかもしれませんが、センター試験の形式と大した違いはありませんでした。
2:漢字が4択!
センター試験では第1問の問一で漢字の出題があって、5択の問題が5問ありました。
2点×5とはいえ、確実に得点しておきたい問題なのですが、なぜか4択になっていました。
難易度を下げたかったのかもしれませんが、国語は5〜9点の問題が多いことを考えると、受験生にとってプラスになっているとは言えないです。
3:思考力を問う問題は怖がらなくていい
共通テストの特徴である、思考力を問う問題について不安を感じている受験生もいるかもしれません。
ですが、国語のテストである以上、回答の根拠は本文にあります。思考力なんて使う前に、本文とずれている選択肢は正解ではないのです。
私はどれが思考力を使う問題なのかに気付きもせず、意識もしませんでした。
共通テスト国語の時間配分まとめ
得意な分野別に2例出しましたが、ポイントは以下の通りです↓
- 得意な分野から
- 古文より安定しやすい漢文から
- 小説より安定しやすい評論から
- 先に解くものは短時間で
ぜひ、私の経験を参考にしてください!
また、私は「東大毎日塾」の講師として働いています。
- もっと深く聞きたい
- 勉強の相談に乗ってほしい
といった要望があれば応えるので、気軽に相談してください。
私の経験を基にアドバイスさせていただきます。
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