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【共通テスト現代文】センターと比較した特徴と対策を東大生が解説

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2020年度センター試験で国語200点(満点)を取った東大生が共通テスト現代文の特徴と対策を紹介します。

  • 共通テストの現代文ってどんな問題なの?
  • センターと何が違うんだろう?
  • オススメの勉強法は?
  • オススメの参考書は?

こんな悩みを解決します。

実は、共通テストも基本方針はセンターと同じなんです。
この記事で書いたことを実践すれば、共通テスト現代文で高得点を取ることができますよ。

この記事でわかること
  • 共通テスト現代文の特徴
  • 共通テスト現代文の対策法
  • 東大生直伝の読解法

共通テスト現代文の特徴

あなたは既に共通テストのモデル問題や試行調査はご覧になったでしょうか?

まだ見ていなくても大丈夫ですが、発表されてる以上早めに見ておきましょう。
記事の後半に試行調査の解説付きの過去問のリンクを載せておくので、ぜひ最後まで読んでください。

ここでは、文部科学省から発表されている「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針」から抜粋して改めて特徴を大きく3つ上げたいと思います。

共通テスト現代文の特徴
  1. 基本方針はセンター試験と同じ
  2. 主体的・対話的な思考力を求められる
  3. 資料やデータを読み解く

1、基本方針はセンター試験と同じ

方針には

大学入試センター試験における良問の蓄積を受け継ぎつつ

と明記されています。

記述式も導入は見送られるとのことなので、当面は従来と大きく変わるわけではなく安心していいと思います。

2、主体的・対話的な思考力を求められる

これは近年のセンター試験でも見られる新しい傾向です。

従来のセンター試験では本文の正確な読解が求められ
・内容一致
・理由説明
に重きを置かれていました。

そのため、本文の要素を正確に抑えれば点が取れたんです。

昔のセンターはある意味「機械的な解き方」で対応できていたんだ。

しかし、近年は「生徒同士の対話から後に続く文章として適切なものを選ぶ」といったように、本文の内容を踏まえた上での応用力も見られるようになりました。

これが共通テストでも求められる

  • 自分で考えた意見を的確に述べる主体的な力
  • 会話の整合性を取れる対話的な力

というわけです。

3、資料やデータを読み解く

本文だけではなく資料やデータから正確に読み解く力も試されるようになっています。

例えばセンター試験2018年の第一問の評論では「アフォーダンス」という聴き慣れない用語こそ出てきましたが「写真を元に状況を把握して処理し、本文の読解に取り掛かる」といった意図も見受けられました。

資料自体が設問対象になる可能性もあるので今後も注意が必要ですが、資料は本文読解のための要素の一部として捉えるのが無難です。

共通テスト現代文の対策、オススメ問題集

これまで見てきたように、多少の要求能力は増えましたが、共通テストとセンター試験は基本的な方針は同じです。

結局何をすればいいの?

  1. 試行調査
  2. センター過去問

の順で解きましょう。

で、この2つを含むオールマイティーな過去問が既に出版されています↓

大元の大学入試センターが実施しているという点で試行調査は必ずやっておくべきです。(今すぐ上の問題集をポチリましょう)

上の過去問には創作問題も含まれています。
こちらはあくまで参考程度にとどめておくぐらいで良いでしょう。

センターの過去問もやる意味あるの?

あります!

共通テストの形式での問題が少ない内に、演習量を積むとしたらセンター過去問が唯一と言っても過言ではありません。
(私も受験生の時は過去問しか使いませんでした)

例えば、さっきも話した2018年の写真も含めた問題のように、近年のセンターは共通テストでも重視される能力を見る試験となっています。

詳しくは後述しますが、センター試験の問題は非常に良く練られた良問です。
良質な問題が30年分近くあるので、過去問を2周ほど回すのが最適です。

過去問での演習はただ解くだけでは効果はありません。

意識してほしい3つのポイントがあるので、次の章で簡単に解説します。

共通テスト現代文:演習のポイント

いろいろと、共通テストの特徴を話してきましたが、正直ここから話す「頭の使い方」の方が大事です。
問題を解く時に常に心がけるべきことはこの3つ。

POINT
  • テーマを意識する
  • 文末を大切に
  • 解答に根拠を持つ

共通テスト現代文のコツ1:常に文章のテーマを意識する

よく「二択まで絞れたのに間違えた」という声を聞きますが、それは作問側からしたら計算通りの間違いです。

「明らかにおかしい表現」を見抜くのは大半の人がクリアできますが、「選択肢自体は本文中に出てきているキーワードで構成されているが、傍線部の解答にはなっていない」というものを見抜くのは難しいです。

まず心に留めておくべきなのは「必ず論理が一貫した良質な文章が出ている」ということです。

  1. 筆者は本文全体を通して言いたいことがまずある
  2. それを具体例や色んな視点から考察するために各段落に割り振っている

こういう構成になっています。

受験生は以下の2点を常に意識しましょう。

意識するPOINT
  • 出題者は何を問いたいか(テーマ)
  • テーマを踏まえた上で傍線部が「どこの段落をまとめて担当しているか」

共通テスト現代文のコツ2:文末を大事に

これは解答を絞り込む時にまず実践すべきことです。

選択肢を全て最初から読むと

  • 時間がかかる
  • どの部分が選択肢毎に違うのかわからなくなる

という恐れがあります。

「どういうことか」「なぜか」のどちらも、まず頭で簡潔に解答を作った後に選択肢の述部(末尾)を見てください。特に理由説明の時に効果を発揮します。

文末の対応
  • どういうことか?:~ということ。
  • なぜか?:~から。

共通テスト現代文のコツ3:解答に根拠を持つ

共通試験の国語は特に時間制約が厳しい試験です。

一回で正答を導き出せるのが理想なため、必ず一問一問丁寧に解きましょう。

「丁寧」とは何かというと、「自分が根拠を持って解説可能か」に繋がってきます。
よく、問題を解く際は「客観的に」「感情を抜きに」と各所でも言われますがその所以です。

選択肢は受験生を混乱させるために良く練られています。選択肢を読むときは出題者は「それっぽい」と思わせにきてると警戒してください。書いてないことを選ばないように、本文にない表現も絞るときの目安にしましょう。

惑わされないためのコツ

選択肢を見る前に、まず自分の頭の中で答えを作る。

1回自分の頭の中で答えを作っておくことで、選択肢に惑わされることもなくなります。

さらにこのやり方で過去問演習をすると、記述式の2次対策にもなるのでオススメです!

最後に大事なこと

これまで、注意すべきことなど理論について説明してきましたが、受験生本人が演習を重ねなければ実感できないことです。(スポーツとかもそうですよね)

80分で大問4つという厳しい時間制約を攻略できるよう過去問を徹底的に演習し復習してください。

私の場合は古文と漢文を25分で解き、現代文を45分、見直しを10分という風に時間配分を設定していたのでこれが実現できるように演習を重ねました。

ぜひ、この記事で書かれていた「頭の使い方」の意味がわかったと実感していただきたいです。
ここまで読んでいただきありがどうございました。

また、私は「東大自習室」の講師として働いています。

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