- 鉄緑会に入ったはいいもののついていけなくなってつらい
- 鉄緑会でなんとか遅れを取り戻したいけど何からやればいいかわからない
- なんでもいいから誰かに助けて欲しい
Y.M.
こんなお悩みを鉄緑会最底辺から自力で抜けて追いついた東大生が解決します!
私は高2まで校内模試の偏差値が30〜40前後でしたが、高2冬の最後の校内模試(クリスマス模試)で偏差値56をとって上位クラスに行くことができました。
かつての私と同じように鉄緑会でついていけなくて辛い思いをしている人に向けて、必要な情報をわかりやすく解説します。
私が実際に底辺を抜けるためにやった勉強法や具体的な教材もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください!
見たい場所に飛べる目次
鉄緑会でついていけなくなる理由
有名な話ですが、鉄緑会は中学の3年間で英数の中学と高校で学習する範囲を全て終わらせ、残りの高校3年間で東大向けの演習を行うというカリキュラムが組まれているので進度がものすごく早いです。
一度時間が取れずに復習が疎かになったり理解が追いつかなかったりでつまずくと、そのまま置いていかれるケースも多くあります。
鉄緑会に在籍している時についていけなくなった人もたくさん見てきましたが、
途中でつまずく
→そのまま置いていかれる
→成績低下
→やる気がなくなる
→勉強しなくなる
→さらに差が開く
→成績低下→…
といった悪循環に陥ってしまった人が大半でした。
Y.M.
私もこのパターンでした…
鉄緑会は進度が早く、一度つまずくと取り返すのが大変な上に挫折してそもそもの勉強習慣自体が消えてしまうことも多い。
鉄緑会での遅れを取り戻す具体的な方法と目標
さて、原因がわかったところで遅れを取り戻す具体的な方法ですが、やるべきことは主に以下の3つです。
- 勉強時間を確保&勉強の質を高める
- 必要最低限の教材を完璧にする
- 心を折らない
詳しく解説していきます。
1.勉強時間を確保&勉強の質を上げる
先ほど解説したように、ついていけていない人はそもそもの勉強時間が少ない傾向にあると思います。
ですので、
- 自由時間を減らす
- 通学中や休み時間などスキマ時間を徹底活用
- 講習を取りすぎない
などで勉強時間を増やしましょう。
「それができたら苦労してない」という気持ちになるかもしれませんが、本気で追い付きたいなら遊びたい、辛くて勉強したくないという気持ちを我慢してちゃんと勉強と向き合ってください。
集中できなくて勉強時間の割に成果が得られない…という人は
- スマホの電源を切って棚の上など簡単に手の届かない場所に置いておく
- 紙に書きながら勉強する
- ガムを噛みながら勉強する
などがおすすめです。
集中するために、スマホを手の届かない所にってのは分かると思うんですが、紙に書いたりガムをかんだりすると良い理由って分かりますか?
紙に書くことに関しては、手が動くので、そのぶん集中しやすいですし、眠気も抑えられます。
噛むという動作は脳を活性化させる上に糖分は脳の栄養となるので、ガムは勉強には最適の食べ物です。
参考にしてください!
2.必要最低限の教材を完璧にする
鉄緑会では特に学年が上がることに教材の種類も増えていきますが、遅れていて基礎も不完全なまま色々な教材に手を出しても質の悪い勉強になってしまいます。
今は焦らず基礎を完成させることを目標に、必要最低限の教材を完璧にして基礎を固めることから頑張りましょう。
基礎が完成すれば成績も飛躍的に伸びていきます。
では必要最低限の教材は何か?というと、具体的には
英語 | 数学 | |
---|---|---|
高2以上 | 鉄壁、テーマ英作文 | 例題、計算テスト |
高1 | 鉄壁、重要例文 | 例題&練習問題 |
中学生 | 宿題範囲 | 宿題範囲 |
です。
高校生は寝起きに聞かれてもすぐに答えられるくらい上記教材の内容を完璧にしてください。
私も高2の秋に部活を引退してから鉄壁とテーマ英作文、計算テストと例題を繰り返し復習してクリスマス模試に備えました。
また、中学は何も無いところに基礎を作り上げる時期な上に教材の種類も多くないので、全ての教材が欠かせない重要なものとなっています。
ですので、鉄緑会で頑張っていきたい中学生はなんとか宿題として出された範囲をこなしてください。
Y.M.
翌週の復習テストで8割5分以上得点できることを目標に勉強しましょう。
部活等が忙しくて宿題を終わらせる自信がない…という人は先生に相談してどの問題を優先的に取り組めば良いか聞いてください。
ちなみに、鉄緑会では国語・社会は高2、理科は高1冬から始まりますが、英数より優先順位が低いので省いています。
3.心を折らない
これが一番大事です。挫折してやる気がなくなってしまっては元も子もありません。
勉強していると「どんなにやってもダメな気しかしない」「全然できるようにならない」など、途中で心が折れそうになる時が何度もあると思います。
ですが、諦めずに勉強し続けていればいつか必ず出来るようになる時が来ます。
Y.M.
そうして不安になるのはきちんと努力している証なので、そのまま自分を信じて頑張ってください!
どうしても辛い時は友達や先生に相談する、思い切って期間を決めて休む、などで気分転換をすると良いでしょう。
とにかく、嫌気がさして勉強の習慣をなくしてしまうという事態は絶対に避けてください。
目標
具体的には、半年に一回行われる校内模試で偏差値51以上を取ることを目指してください。
鉄緑会の生徒のレベルはとても高いので、大体このくらいの成績が取れていれば大丈夫です。
最終的には高2終了時までに英数を固めておきましょう。
具体的には高2の12月に行われる最後の校内模試、いわゆる「クリスマス模試」で英数でそれぞれ偏差値53以上を取ることを目標にすると良いです。
以下で解説することとも少し関係があります。
鉄緑会の東大合格率
さて、鉄緑会の実績についてですが、内部生の東大合格率は5割程度です。
つまり、鉄緑で必死で頑張っているだけで無条件に東大に受かるというわけではありません。
確実に東大に合格するためには少なくとも高3の間ずっと鉄緑会内で上位半分に居続ける必要があります。
逆に言うと上位半分をキープできてさえいれば光は見えてくるということなので、このまま鉄緑会で頑張ることを決めた人は是非目標にしてください。
それでも「鉄緑会での勉強が辛すぎてもう何のやる気も湧かない、勉強したくない」という方もいらっしゃると思います。
そんな時は…
鉄緑会をやめるという選択肢
鉄緑会をやめるという選択肢もあります。
東大といえば鉄緑会、という風潮に流されて鉄緑が自分にとっての最善の手段だと信じて疑わずに頑張り続けて挫折してしまう人も少なくありません。
確かに鉄緑は素晴らしい実績がありますが、現実には市販の参考書や他の予備校・塾など自分により合ったサービスが他にある可能性もあります。
挫折して勉強しなくなってしまうのは本末転倒。
自分にとって本当に鉄緑会が最良の手段なのか、今一度冷静に考えてみてください。
鉄緑会でついていけずに不安な人へ
心を入れ替えてこれからも鉄緑会で頑張っていく人も鉄緑会をやめて勉強方針を根本から考え直す人もいると思いますが、
「一人でやって行けるか不安」
「誰かに相談したいけど成績が悪くて気まずい」
「気軽に頼れる人が隣で勉強を見てくれたら…」
という気持ちがあるのではないでしょうか?
そんな人へ、私もメンターを務める東大毎日塾というサービスをご紹介します。
- 東大生メンターが専用学習プランを作成
- 東大生に気軽に質問・相談できる環境
(なんと24時間質問し放題!) - 受験仲間と学べる学習コミュニティ
など、不安なく勉強できる環境が整っているのが特徴です。
鉄緑会とは提供しているサービスが全く異なり、専属東大生メンターによる完全個別指導が特徴なので、鉄緑会が合わないなと感じている方にもぴったりです。
また、完全オンラインなので、いつでも・どこでもサービスを利用することができます。
Y.M.
私もこの東大毎日塾の講師として働いています。
記事を読んで
・もっと質問したいこと
・分からないこと
がある人は気軽に相談してください!
私の経験談を基にアドバイスさせていただきます。
\今だけ無料体験あり/
無料体験は毎月10人限定