
総合型選抜で大学受験を考えているけど、塾って本当に必要なのかな?
お金を払ってまで、総合型選抜塾に行くべきだろうか…
今、この記事を読んでいるあなたは、総合型選抜塾について、このような迷いや不安を抱えているのではないでしょうか。
総合型選抜は、あなたの個性や熱意を評価してくれる魅力的な入試方式ですが、対策が特殊なため、多くの受験生や保護者様が「塾に行くべきか」と悩んでしまいがちです。
そこでこの記事は、そんなあなたのための道しるべになるよう、総合型選抜塾を利用したほうがいい人の特徴や、塾のメリット・デメリットなどをお伝えします。
私たちは、総合型/学校推薦型選抜にて、
東京大学 工学部、東京科学大学 理学院、筑波大学 生物資源学類、青山学院大学 コミュニティ人間科学部など、
難関大学への合格実績が豊富にあります。
大学受験に関する不安や疑問を抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
[東大毎日塾の総合型選抜対策のサービス内容を詳しく見てみる]
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総合型選抜塾に行くべきか?
まず「結局、私は塾に行くべきなの?」という疑問にお答えします。
結論から言うと、「目的意識を持って計画的に行動できる自信がないなら、総合型選抜塾に行ったほうがいい」です。
具体的に言うと、以下のうち1つでも当てはまるなら、総合型選抜の利用を検討したほうがいいと言えます。
- 総合型選抜のために「何から手をつければいいか」がわからない
- 自分の強みやアピールポイントが何なのか、自分ではよくわからない
- アドミッションポリシーに沿った文章を書いたり話したりする自信がない
- 志望理由書や面接について、気軽に相談できる先生がいない
- 難関大学(GMARCH・関関同立以上)を総合型選抜で目指している
上記に当てはまるなら、総合型選抜塾の無料相談だけでも受けてみるとよいでしょう。
総合型選抜塾でどのようなサービスを受けて、志望校への合格を実現するか、想像がつきやすくなります。
例えば、以下の志望理由書は、プロの視点から見ると改善点だらけなのですが、そのポイントは何かわかりますか。
【添削前】よくあるだめな志望理由書の例
“私は貴学の経済学部を強く志望します。私は高校時代、サッカー部のキャプテンとしてチームをまとめることに尽力しました。毎日厳しい練習を重ね、仲間たちと励まし合いながら、チームを3年間で初めての県大会出場に導くことができました。この経験を通じて、リーダーシップと目標達成能力を身につけることができたと自負しています。
また、最近のニュースで円安や物価高の問題に関心を持つようになりました。人々の生活に大きな影響を与える経済の仕組みについて、深く学びたいと考えています。
貴学は歴史と伝統があり、素晴らしい教授陣が揃っていると伺っております。オープンキャンパスに参加した際も、学生の皆さんが活き活きと学んでいる姿が印象的でした。私はこの素晴らしい環境で経済学を学び、将来は社会に貢献できる人材になりたいです。”
改善点は、以下の通りです。
単なる事実の羅列で「学び」がない
- 「キャプテンだった」「県大会に出た」という事実は伝わりますが、その経験からA君が何を考え、どう乗り越え、何を学んだのかという「思考のプロセス」が全く見えません。
⇨大学側が知りたいのは、役職や結果そのものではなく、そこに至るまでのあなたの人間性やポテンシャルです。
経験と学びたいことの「断絶」
- 前半の「サッカー部の経験」と、後半の「経済学への興味」が完全に分断されています。「そして」「また」で繋いでいるだけで、なぜサッカー部の経験が経済学を学ぶ上で活きるのか、まったく説明されていません。
⇨これでは、「自己PR」と「志望動機」がバラバラのただの作文です。
経済学への興味が浅く、動機が受動的
- 「ニュースで見たから興味を持った」という動機は、非常にありきたりで浅い印象を与えます。
⇨「なぜ円安が進むのか?」「物価高の裏で得をしている人、損をしている人は誰か?」といった自分なりの問い(リサーチクエスチョン)がなければ、学習意欲をアピールできません。
「なぜ、この大学か」が伝わらない
- 「歴史と伝統がある」「素晴らしい環境」という言葉は、どの大学にも当てはまる表現です。
⇨なぜ〇〇大学の経済学部でなければならないのか、具体的な授業名、教授の名前、研究分野などに触れていないため、「誰でも書ける志望理由書」になってしまっています。
【添削後】合格率が高まる志望理由書の例
“私は、組織のパフォーマンスを最大化するメカニズムを解明したいという強い探求心から、貴学経済学部を志望します。
この探求心の原点は、高校のサッカー部でキャプテンを務めた経験にあります。当初、私のチームは個々の能力は高いものの、チームとしては機能せず、練習試合で連敗していました。原因を分析したところ、選手間のコミュニケーション不足と、練習メニューへの納得感の欠如が問題だと突き止めました。
そこで私は、各選手と1対1の面談を実施し、個々の意見や不満を「可視化」することに。その上で、目標(県大会出場)と現状の課題を全員で共有し、練習メニューに彼らの意見を反映させる仕組みを導入しました。これは、いわばチームという小さな「組織」における資源(時間・人材)の最適配分と、インセンティブ(納得感・モチベーション)の設計です。結果、チームの一体感は劇的に高まり、創部初の県大会出場を果たすことができました。
この経験から私は、一つの組織が成果を出すためには、個人の能力だけでなく、人々を同じ目標に向かわせる「仕組み」や「動機付け」がいかに重要かを痛感しました。そして、このミクロな組織での発見が、よりマクロな企業や国家といった経済社会全体にも通じるのではないかと考えるようになりました。
特に、貴学の〇〇教授がご専門とされる「行動経済学」や「組織論」の分野に強く惹かれています。〇〇教授の「人間の非合理的な意思決定が組織に与える影響」という研究テーマは、まさに私が部活動で直面した課題そのものです。
私は、キャプテンとして実践で得た問題意識を、貴学での学問を通じて理論的に体系化し、将来は人々の潜在能力を最大限に引き出す組織作りに貢献したいと考えています。”
上記の改善点が一人ですべてわかるなら、独学でも大丈夫ですが、そのような方はほとんどいないのではないでしょうか。
やはり、プロに頼ってしまったほうが圧倒的に合格につながりやすいのが実情です。
合格の確率を本気で上げたいと考えているなら、総合型選抜のサポートをしっかりしてくれる塾に通いましょう。
総合型選抜の対策を独学でおこなうのが難しい3つの理由
上記に当てはまった方も、そうでなかった方も、なぜ総合型選抜の対策は独学では難しいのか、その理由を深く理解することが重要です。ここでは、多くの受験生が陥る独学の壁を3つ紹介します。
1.自分を客観視するのが非常に難しいから
総合型選抜の核心は、自己分析です。
しかし、自分自身の長所や短所、経験の価値を客観的に評価するのは、人生経験が長い社会人でも難しい作業です。
独りよがりなアピールは、大学の評価者に響きません。
2.正解のない問いに一人で向き合い続ける必要があるから
志望理由書や小論文、面接に一般入試のような明確な模範解答は存在しません。
そのため、独学では「この方向性で合っているんだろうか…」という不安が常につきまといます。
こういった不安は早期に解決しておかないと、ストレスになり、自分のベストを発揮できなくなります。
3.情報戦で不利になりやすいから
大学ごとの出題傾向や過去の合格者の特徴、評価のポイントといった情報は、個人で収集するには限界があります。
総合型選抜塾には長年蓄積されたデータとノウハウがあり、その情報量の差が合否に直結することもあります。
総合型選抜塾のメリット・デメリットを天秤にかけよう
総合型選抜の対策を独学でおこなうのが難しい理由はわかったけれど、やはり利用することを決断するにはメリットとデメリットの両方を知っておきたいですよね。
ここからは、双方を公平に比較検討してみましょう。
総合型選抜塾のメリット
総合型選抜塾を利用するメリットは以下の通りです。
- 合格までの最短ルートがわかる
- 質の高いフィードバックが得られる
- モチベーションを維持しやすい
- 評定対策など学力面のサポートも受けられる
合格までの戦略
大学受験のプロがあなたの現状に合わせて戦略を立ててくれるため、無駄な回り道をせずに済みます。
フィードバック
これまで何百人もの受験生を見てきたプロによる書類添削や面接指導は、学校の先生や友人から得られるアドバイスとは質が異なることもあります。
モチベーション
さらに、同じ目標を持つ仲間や、親身に相談に乗ってくれるメンターの存在が、くじけそうになった時の大きな支えになるでしょう。
評定対策
また、総合型選抜では評定平均も重要です。
多くの総合型選抜や指定校推薦では、出願資格に「全体の評定平均4.1以上」といった基準が設けられています。
評定平均は、言うまでもなく高校3年間の授業、特に主要科目の成績が直接反映されたもの。
日々の学習をおろそかにしていると、そもそも総合型選抜に挑戦する権利すら得られない可能性があります。
塾によっては定期テスト対策など、日々の学習サポートもおこなってくれます。
実際のところ、多くの受験生は総合型選抜塾に通っています。
総合型選抜塾のデメリット
総合型選抜塾を利用するデメリットは以下の通りです。
- 費用がかかる
- 時間的な拘束がある
やはり最大のデメリットは金銭的な負担です。
年間で30万円~80万円程度の費用がかかることもあり、家計にとっては大きな出費となります。
また、通塾や宿題など、塾によっては多くの時間を費やす必要があります。
ときには、部活や学校行事との両立が課題になることもあるでしょう。

東大毎日塾
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ただし、私たち東大毎日塾なら、夏期講習や冬季講習、システム利用料などの追加料金が一切かからず明瞭な料金設定をしています。
予備校の半額以下でとても利用しやすいところが強みです。
そして、オンライン塾ですので、通う時間は必要ありません。
あなたの生活スタイルに合わせて効率的に対策をおこなえます。
総合型選抜塾への投資には価値がある
「年間数十万円」という費用は、決して安くありません。
この投資に本当に価値はあるのでしょうか。

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私たちは、浪人した場合のコストと比較して考えることをおすすめしています。
もし総合型選抜に不合格となり、浪人して予備校に通うことになれば、年間で約100万円の費用がかかります。
さらに、失うのはお金だけではありません。
友人が大学生活を謳歌する中、もう1年受験勉強を続ける精神的な負担、そして何より10代の貴重な1年間という時間を失うことになります。
そう考えれば、総合型選抜塾に行く価値は十分にあると言えるのではないでしょうか。
総合型選抜型塾に行くなら検討したいおすすめ5選
総合選抜塾に行きたいと考えるなら、検討したいおすすめのところを5つ厳選してご紹介します。
【悩み・目的別まとめ】
東大毎日塾

東大毎日塾は、志望理由書の添削、小論文添削、面接対策といった総合型専門対策はもちろんのこと、評定アップのための定期テスト対策、英検対策や共通テスト対策までワンストップで提供します。
この仕組みで、総合型選抜入試に精通した専属メンターと総合型選抜入試専門のプロ講師が連携して徹底指導するため、安心して受験できるでしょう。
総合型選抜は、評価基準は大学ごとに異なり、定員が少ないため倍率が高く、合格の予測が難しいという側面も持ち合わせているためです。
たとえ素晴らしい活動実績や熱意があっても、必ず合格できるという保証はありません。
そのため、多くの受験生は万が一の事態に備え、複数の大学・学部を併願することがほとんどです。
また、大学によっては、総合型選抜の出願条件として「大学入学共通テストの受験」を必須としていたり、「特定の科目で基準点以上の成績を収めること」を求めていたりすることもあります。
また、オンラインの強みである「毎日LINE質問し放題」で、探究活動の相談や文章添削などを気軽に質問できるところも魅力です。
受験生の個性に寄り添う対話を通じて思考を深め、難関大学が求める独創性と論理性を兼ね備えたアピール力を育成します。
東大毎日塾での志望校合格率は90.3%です。
総合型選抜の個別指導塾 洋々

「自分にはアピールできる特別な実績なんてない…」と諦めかけている方におすすめの総合選抜塾です。
あなたの中に眠る魅力や強みを、プロの講師が対話を通して一緒に見つけ出してくれます。
一人ひとりと深く向き合い、あなただけの経験を「合格につながる物語」へと昇華させるのが得意な専門塾です。
誰かの真似ではなく、本物のあなたで勝負したいなら、心強いパートナーになってくれるでしょう。
総合型選抜専門塾ホワイトアカデミー高等部

「合格保証制度」を掲げ、あなたが合格するまでとことん向き合ってくれるのが最大の特徴です。
将来の目標から逆算して、今やるべきことを明確に示してくれるので、何から始めればいいかわからない状態からでも大丈夫。
複数の講師がチームで支えてくれる手厚いサポートで、ゴールまで迷わず進むことができます。
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あなたの「好き」や「やってみたい」という気持ちを何より大切にする総合選抜塾です。
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「総合型選抜には評定が大事って聞くけど、学校の勉強も心配…」
このような悩みにも応えてくれる総合選抜塾です。
まずは合格の土台となる評定平均を上げるため、対面で定期テスト対策をしっかりサポート。
その上で、あなたの状況に合わせて志望理由書や面接の対策を組んでくれます。
学習塾ならではの豊富な情報力で、学力と書類準備の両面から支えてくれるので、安心して一歩を踏み出せます。
もし塾に行かないと決めたら?独学で合格するための鉄則
様々な事情で総合型選抜塾には行かないという判断をする方もいるでしょう。
もし独学で挑むなら、合格の可能性を少しでも上げるために以下の3つの鉄則を参考にしてください。
1.高校の先生を頼る
進路指導室や信頼できる先生に、積極的に相談しましょう。
志望理由書の添削や面接練習を何度もお願いしてください。
一人で抱え込まず、頼れる先生にしっかり相談する意識が重要です。
2.大学の「一次情報」を徹底的に集める
総合型選抜に受かるためには、志望大学が求める人物像を理解することが大切です。
そのため、大学の公式サイト、アドミッション・ポリシー、オンライン説明会、オープンキャンパスなど、大学が発信する一次情報に必ず目を通しましょう。
ネットの噂や又聞きではなく、自分で確かめた情報だけを信じることが大切です。
3.先生以外にも信頼できる大人がいるなら壁打ちしてもらう
書き上げた志望理由書や面接で話す内容を、必ず保護者など信頼できる大人に見てもらいましょう。
自分では完璧だと思っても、他者から見ると伝わりづらい点は必ずあります。
客観的な意見をもらう機会を意識的に作ってください。
【総合型選抜の対策あり】学習管理型の「東大毎日塾」
ここまで記事を読んできて、「正直、総合型選抜塾に行きたいけど、費用面が気になる」という方もいるかもしれません。
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そのため、まずは生徒との対話を通じて、経験の棚卸しや本当にやりたいことの明確化などをしていき、最もマッチする大学・学部を一緒に探します。
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その正解を学ぶため、まずは基礎知識として、課題文の正確な読解から、論理的な構成の組み立て、説得力のある文章表現まで、小論文の基礎から徹底的に指導します。
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面接指導や模擬面接
面接は準備がすべてです。
その後は、それが本番でしっかり発揮できるように、模擬面接を繰り返し、自信を持って話せるように対策をしていきます。
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どのような役割でも貢献できる立ち回りを指導します。
最新の時事問題から社会問題まで、多様なテーマで実践練習を積み、どのような課題にも対応できる思考の瞬発力を鍛えます。
総合型選抜塾に行くべきか悩んだら「東大毎日塾」へ
「総合型選抜塾に行くべきか」という問いに、たった一つの正解はありません。
あなたの性格、学力、家庭の状況によって、最適な答えは異なります。
しかし、この記事を通して、あなたが総合型選抜に行くべきかどうか判断するための基準が明確になったのではないでしょうか。
独学の難しさを理解し、プロのサポートが必要だと感じたなら、総合型選抜塾を検討し、費用や時間の面で難しいなら、独学の鉄則を守り抜く覚悟を決めましょう。

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